畳の性能
その壱
優れた吸放湿性を持っている畳は、日本の気候に最適な床材です。湿度の高い梅雨から夏場には吸湿し、乾燥する冬場には放湿をして1年を通して湿度を調節してくれます。畳1枚で500mlもの吸湿能力があると言われております。
その弐
天然の畳床のなかにはたっぷりと空気が入っており、熱を伝えづらくしてくれます。その断熱保温効果で夏は涼しく、冬は暖かいという特徴も備えております。
その参
天然の空気清浄機の役割を果たしてくれます。イ草には抗菌性や浄化作用も備わっており、有害物質の二酸化窒素やホルムアルデヒドをある程度吸着する作用や大腸菌・サルモネラ菌など食中毒の原因になる病原菌に対しての抗菌性も持っております。
その四
適度な弾力性があり、畳が空気をたくわえ寝転んだり、座ったりした時にフカフカした感触を生み出しています。こうした空気がクッションとなり、転んだときでも衝撃を和らげてくれるのです。
その五
吸音・遮音効果があり、足音も気になりません。 実際に畳の空気が余計な音を吸収してしまうので、畳の部屋はいつも静かで、少々乱暴に歩いてもその震動や足音が弱まるのです。
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